
ティッシュ、爪切り、そして綿棒。それは僕の生活に欠かすことの出来ないアイテム。どれかひとつでも欠けたら生活できないとまでは言わないけれど、たまる耳垢、伸びる爪、行き場のない僕の遺伝子たち。確実にストレスはたまり、触るものみな傷つける。
(※そうなる前に補充しろっていうのはまた別のお話)
もしも、そんな状態の僕にブルーリーなアイをした鷲鼻のナイスガイが現れて「Hi Ken!」とか言おうものなら間違いなく「Hi Mike!」と言ってのける自信がある。すごく引き攣った笑顔で。プライスレスだけどスマイルレスな作り笑顔で言ってのける自信がある。
それはそうと、書いてるうちに思い出したんですけど・・・
Mike 「Hi Ken!」(やあ、ケン!)
Ken 「Hi Mike!」(やあ、マイク!)
Mike 「This is a pen」(これ、ペンだよ!)
今考えると恐ろしいですよね。教則会話ということを踏まえても明らかにおかしいですよね。マイクもケンもヤバイ感じですよね。クスリにやられてるか小宇宙に常時接続ですよね。パケット通信中ですよね。
僕が中学1年の2学期で英語を投げたのも納得できます。中学2年の夏休みは恥ずかしいティッシュをゴミ箱に投げまくっていたのも納得できます。
ただひとつ納得できないのはどこをどう探しても爪切りが見つからないこと。カバンの中も、机の中も、探したけれど見つからないの。夢の中へ消えてしまったのだろうか。
そうこうしているうちに僕のイライラは限界に達し、癒しを求めて綿棒に手を伸ばす。綿棒はジョンソン。ティッシュは保湿ティッシュ。爪切りは100均。これは僕のこだわり。
僕は手に取った綿棒を口に入れて少し湿らせ、右の穴に、左の穴にピストン運動。鷹師匠に劣るとも勝らない勢いで耳の穴を攻め立てる。そして、頃合を見計らって湿っていない方にシフトしてゆっくりと優しく、時に激しく穴の中をかき回す。
しばらくして絶頂に達した僕は穴から綿棒を抜くとそれは嘘のようにぐにゃぐにゃになっていた。あれほど硬かったのにね。そして、少しだけ赤い何かがついていた。
僕はそれをゴミ箱へ投げ入れるとタバコに火をつけて何をする訳でもなくしばらくそこで佇んでいた。気が付くと耳の中がヒリヒリしていた。
だけど、僕は言い様のない満足感と虚無感でいっぱいで爪きりのことなどどうでも良くなっていた。また100均で買えばいいんだ。
というのを繰り返しながら僕は生きてきました。
これからもよろしくお願いします。